自分の問題なのに何だか他人事のように問題を責任転嫁する人っているよね。
そうだね。
責任転嫁は、無責任な行動!
その肩代わりを必要はないからね。
責任転嫁する人の心理って何なの?
生きていると1度や2度の失敗は誰しも経験をしていますよね。
その時の経験から自分のプライドを守りたい、見栄を張りたいという気持ちが強すぎて、言動に責任転嫁をするということが起きているように思います。
私自身、主婦であることから主婦目線で責任転嫁する人にピックアップをして、責任転嫁する人の心理を紐解いていきます!
自分を犠牲にしてしまった!責任転嫁されたこと
気づいたら、自分を犠牲にしていました。
相手からのちょっとした言動で「これぐらいならいいかな」がきっかけとなり、相手のために動くことってありませんか?
私の場合、相手の自己都合にも関わらず、その人が動くのではなく私自身が相手の変わりに物事をするといったことが1度あり、そこから度重なったことがありました。
相手の代わりにしてしまった問題点と考えているのは、「やる気満々ワード」で周囲のお尻を叩き、周囲の気持ちを焦らせる言動があったことです。
他にも相手を気遣う優しさが、逆に「何でもやってくれるいい人」になってしまったこと。
これらが自分の思い通りに相手が動かなければ、責任転嫁し責められることもあり、常に相手のペースに振り回されていたのです。
相手との距離が近いと上から目線で求めてくることが多く、次第に行動全てを支持を受けているような感覚にもなりました。
問題は、相手が自分のために動いてくれると無自覚な言動から責任転嫁やマウントが起きていることです。
無自覚の相手は「協力し合っている」「楽しくしている」という認識でいるので、悪気はありません。
これらのは、立場や関係性によって、責任転嫁されやすい人の性格に起こってしまうことなのかもしれないです。
また年齢を重ねることで、これらのことは決して他人事ではないことを認識する必要もあります。
責任転嫁する人の心理とは?マウントが原因に
いつの時代も学歴や職種、年齢、子供のアレコレがマウントの原因に…
最近では、あえて個人の学歴や夫の職業など聞かれることは少なくなったように思います。
しかし、中には距離の縮め方として「職業」「年齢」「学歴」など聞きたがる方も中にはいるのが現実です。
主婦であれば、子供の年齢で左右する場合もあります。
他にも、親子関係でも「子どもだから」といったように、親であることを主張し子供の存在自体をマウントしてしまっていたり。
「相手の評価をそのようなことでマウントをとるなんて、今の時代いるの?」っと思われますよね?
また多様化している現代にありえないとも感じると思います。
しかし、責任転嫁する人の心理には、これまで生きてきた経験が関係してきてしまうのです。
- プライドを守るため
- 自分には甘い蜜を吸わせたい
- 自分が求める物差しを相手に共用する
相手との距離感を測る材料を揃え、自分のプライドをキープする為のものに。
責任転嫁する人の特徴①プライドを守るため
責任転嫁する人は、知らず知らずに相手との関係性を測ることで、自分のプライドを守っているのです。
いわゆるプライドだけが高い。
「学歴」「職種」「財力」または「関係性」で目に見える相手の立場と自分の立場を比較しマウントすることで、プライドを守っています。
そのため、人からの自己評価が下がるのが嫌ですし、相手よりも下だと感じることも嫌という傾向にあります。
責任転嫁する人の特徴②自分には甘い蜜を吸わせたい
責任転嫁する人は、全てにおいて、これまで自分の思い通りに動いてくれた人が身近にいた可能性が高いです。
自分の代わりに、親や夫、もしくは子供、周囲の人達が自分の変わりに「なりたい自分」を解決してくれていたのかもしれないですね。
そのため、相手に動いてもらうことに何の疑問もなく、自分は意見だけ言い何もしない。
これまで育ってきた環境が自分のことは自分で解決するという経験をしてこなかった為、無自覚に相手に求めることが多いです。
責任転嫁する人の特徴③自分が求める物差しを相手に共用する
責任転嫁する人は、ルールが大好きです。
いわゆるこれまでの経験からのマイルール。
自分が求める物差しで「○○の時はこうしなければならない」「こうすることが当たり前!」といったようにマイルールを相手に共用します。
その為、求めていたことから物事が外れてしまうと途端に相手を責めるのが特徴。
「言う通りにしないからミスをした相手が悪い!」「あの時こう言ったのに!」というように自分は何も悪くないと主張します。
さらに「面倒な事は関わりたくない」と都合が悪くなると逃げる傾向があります。
自分以外の人が苦労していても自分さえ楽ができればそれでいいのです。
学歴や職種、親子関係でその人の評価を測る人は、主に自分がよければそれでいい、そして相手を動かすことばかりに目がいっています。
それでは、なぜ責任転嫁やマウントを無自覚にしてしまうのか、その心理は何でしょうか。
- 自分の評価ばかり考えている
- 傷つくのが怖い
- 自分はすごいと思っている
責任転嫁をする人の心理①自分の評価ばかり考えている
責任転嫁する人の心理は、基本的には自分の身映えしか考えていません。
そのため、「周りからどう思われるか」が主な行動の中心的考えになります。
夫、子供、両親も自分の評価に繋がるので関わる人達は、些細なミスも許されないのです。
自分の周囲にいる人たちは、完璧でなければいけないので、たった1つのミスも自分の汚点となってしまうという心理から。
実は、これらの心理は自分に自信がないから引き起こしているという特徴もあります。
自分の自信を周囲の人が身代わりになって守っているケースを多く見かけます。
責任転嫁する人の心理②傷つくのが怖い
責任転嫁する人の心理は、自分が傷つくのが怖い傾向にあります。
年齢を重ねると他人から怒られる、もしくは叱られる機会はほぼないですよね。
しかし、学びが多い時期は怒られる、叱られる機会がたくさんありました。
その経験から「あの時と同じような思いをしなくない」という自己防衛から「責任転嫁」を覚えてしまったのです。
そのため、自分が傷つかないためにも何かしらマウントできる要素をもっている人に責任転嫁して自分を守っています。
責任転嫁する人の心理③自分はすごいと思っている
先ほど、自分に自信がないから責任転嫁やマウントをしていると記しました。
実は、「自分がすごいと思っている」には色々な要素が含まれます。
ここでの「自分はすごいと思っている」は、自分を取り巻く周囲の人達(両親、夫、子供など)が努力してやってきた目に見える結果が自分のものだと思い、その結果を自分の結果だと無自覚に自分の評価に繋げてしまっていることです。
両親、夫、子供がこれまでしてきた努力の結果は、彼らのもの。
決して、彼ら以外のものではありません。
無自覚に「私のおかげだ」と思っているため、「自分はすごい」と自己評価になってしまっています。
本当にそうであったならば、結果を出した張本人をリスペクトする姿勢が真っ先にあるはずです。
他人へ責任転嫁やマンウントの材料にはしません。
責任転嫁する人から自分を守る方法5選!
責任転嫁する人やマウントをする人がいると、顔を合わせるたびに何かしら役割を与えられて、心身共に疲れてしまいます。
さらに、これらのストレスが自分を取り巻く周囲に迷惑をかける場合も。
最終的に、自分がすべての責任を取って対処しなければいけないことになる前に「自分で自分を守る方法」を見ていきましょう。
- 集団で過ごすようにする
- 信頼できる人に相談をする
- 距離をおく
- 全ての人に優しさはいらない
- 自分に自信をもつこと
①集団で過ごすようにする
責任転嫁する人とはできるだけ2人っきりにならないことです。
2人だけの会話の中で相手に言われたことを主張しても誰も自分のことをわかってくれる人はいません。
また、相手の立場が普段の周囲からの評価が高い、容量がいい、口が達者ともなれば、あなたの責任として課せられる可能性があります。
そうならないためにも、できるだけ第三者がいる中で交流をし、客観的に見てくれる人があなたへ責任転嫁やマウントをしている姿を客観視してもらうのがおすすめ!
意外と責任転嫁する人、マウントする人はターゲットが何人もいて、あなたと同じ思いをしている人は必ずいるはずです。
②信頼できる人に相談をする
責任転嫁、マウントに耐えれない状況に陥った場合は、信頼できる人に相談するのも手です。
しかし、よく見極めて相談する人を決めないと、自分の立場が悪くなってしまうので気を付けてください。
そのため、最終的な手段として認識しておいた方がいいです。
その時がくるまで、責任転嫁された長期的な証拠を残しつつ、自分と同じ思いをしている人がいることがわかるまで我慢が必要。
すぐにでも対処したい気持ちはわかります!
しかし信頼できる人に相談をする時には、それなりの状況証拠や他の人の訴えもある方が、相談を聞き入れてもらいやすくなるのです。
責任転嫁、マウントする人の性格を変えることはできません。
ですから、同じ思いをしている人たちと情報共有をして、最終的に信頼できる人と共に被害に対する対策を練ることができます。
長期的な対策になるため、できるだけ感情的に物事を共有しないようにするのがポイントです。
③距離をおく
責任転嫁、マウントする人とはできるだけ距離おきましょう!
上記でも記ましたが、顔をあわせば何かしら頼んできたり、求めてくるので責任を押し付けられてしまうので、近くにいるのは危険です。
物理的に距離をおくのが難しいという場合は、視界にいれないようにします。
さらになるべく関わる状況を作らないことです。
②の信頼できる人に相談している場合は、自身のことをよくわかってくれていると思うので周囲の人が距離を気にしてくれるはずですし、配慮してくれる可能性もあります。
④全ての人に優しさはいらない
人間関係において、「ギブ&テイク」の関係性でいることがもっともイイ関係性でいれると思っています。
他者だけでんなく、日頃一緒にいる時間の多い家族においては特に!
優しさは、相手が楽したり責任転嫁するのに利用するものではありません。
本当に相手が困っている時のこちらの大切な気持ちです。
そこを利用して、むやみに人の「優しさ」を使おうとする人には「優しさ」はいらないです。
むしろ、しっかりお断りすることが必要です。
⑤自分に自信をもつこと
「責任転嫁されやすい人」には、自分に自信がないことが見抜かれていて、相手から「絶対断らないであろう」という回答を予想されている場合があります。
実は、「責任転嫁する人」と「責任転嫁されやすい人」は「自分に自信がない」という部分が共通点なのです!
そのため、無自覚であなた自身もどこかでは「責任転嫁する立場」になる可能性が…
「責任転嫁されやすい人」にとっては、これまで嫌な気持ちを繰り返してきたからこそ、「責任転嫁する人」側にはなりたくないですよね。
「責任転嫁する人」にならない為にも、世の中に自分の作品を出す、恥ずかしがらず小さな積み重ねをすることで、心が満たされ自信が生まれてきます。
自分の作品とは、私のように「ブログを書く」、「インスタを更新する」、他にもtwitterなど。
また、手芸や絵など見様見真似でしたことを結果にこだわらず、小さなことから発信するのもいいです。
これらをコツコツ気楽に続けていくと、他者からの承認欲求に惑わされないですし、まず「自分はどうしたいのか」と心にまず聞くことができるようになってきます。
そうすると、「責任転嫁する人」の頼み事など聞いている時間はないです。
自分の目的にあったことを優先していくようになります。
できれば、視野を広くもつ為にも身近な人への発信はさけた方がいいと私は考えています。
身近な人への発信にしてしまうと、SNSというのは主に日常のいい部分だけが切り抜かれていますよね。
そのため、相手の生活と自分と比べてしまう原因にもなるので、はじめから避けることをおススメします。
自分に自信がもてない、どうやったら自分らしく生きれるのか悩んでいる方は、よかったらこちらの記事もおすすめです。
まとめ
責任転嫁する人の心理は、無自覚に自分さえよければいいという考えからきています。
そんな相手との付き合いは、適当にあしらうことができれば楽なのですが、やはり自分の立場を考えると適当にできないのが現実。
少しでも責任を押し付けられ相手に違和感を感じた時には、すぐに立ち止まり自分の行動と相手の行動がどうなっているのか確認してください。
そして、必ず2人でいることを避け、できるだけ集団の中で責任転嫁する人と過すこと。
そうすると、自然と自分と同じ立場の方や信頼できる人が側にいてくれ、より良い対策が生まれます。
一人で考えすぎないで長期的な目で、自分に自信をもてるように結果にこだわらず小さなことからチャレジしていってくださいね。